2015年8月21日金曜日

戦後70年と、興味のアンテナ

いつもお世話になっております、学習塾FLAPS鶴川校、小林です。




本日は「シャッター」と、「アンテナ」についてお話させていただきます。












今年は、2015年。




1945年の第二次世界大戦終戦から、ちょうど70年が経過しました。


テレビをつけてみれば、戦争体験をされた方々のお話であったり、ドラマであったり、数々の切り口で戦争についての情報が溢れています。




戦争を体験していないひとりの個人の人間として様々な想いがありますが、なかなかにデリケートな問題でもあるので、私の感情についてはひとまず置いておくこととします。




中学生のころの私を振り返ったときに、1番苦手な科目は、生徒たちに指摘されるように美術・・・(致命的に絵心がない、という指摘をよく頂きます)ではなく、実は社会の公民という一分野でした。






文部科学省の指導要領によると、公民という分野を学ぶ上での目標は以下の通りです。
1 目標
  • (1) 個人の尊厳と人権の尊重の意義,特に自由・権利と責任・義務の関係を広い視野から正しく認識させ,民主主義に関する理解を深めるとともに,国民主権を担う公民として必要な基礎的教養を培う。
  • (2) 民主政治の意義,国民の生活の向上と経済活動とのかかわり及び現代の社会生活などについて,個人と社会とのかかわりを中心に理解を深め,現代社会についての見方や考え方の基礎を養うとともに,社会の諸問題に着目させ,自ら考えようとする態度を育てる。
  • (3) 国際的な相互依存関係の深まりの中で,世界平和の実現と人類の福祉の増大のために,各国が相互に主権を尊重し,各国民が協力し合うことが重要であることを認識させるとともに,自国を愛し,その平和と繁栄を図ることが大切であることを自覚させる。
  • (4) 現代の社会的事象に対する関心を高め,様々な資料を適切に収集,選択して多面的・多角的に考察し,事実を正確にとらえ,公正に判断するとともに適切に表現する能力と態度を育てる。
(引用:http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/new-cs/youryou/chu/sya.htm#koumin












今振り返ってみると本当に学ぶべきことがたくさんあり、内容も実社会での生活をしていく上で必要な知識ばかり。とても面白い教科であると感じています。




ただ、不思議なことに、中学3年生、八王子の片田舎であくせく勉強していた小林少年は


この教科があまり好きではなかったのです。








理由は、2つ。








1つ。 学校の先生が使う言葉が難しく、なにを学んでいるのかがよくわからなかった。






1つ。 その先生のことが、あまり好きではなかった。










以上の理由から、小林少年は、公民という分野に無意識に「シャッター」を下ろしてしまっていたのです。








真逆の感覚を、時を経たとはいえ同じ人物が抱いているのです。






ここに、「勉強が嫌いになるメカニズム」と、「勉強が好きになるメカニズム」が隠れているように思います。






「やらない」


「できない」


「できないからやらない」


「やらないからわからない」


「わからないからもっとやらない」






負のサイクルですね。








生徒たちを見ていて、社会が得意な生徒さんほど、「あ、それ聞いたことがある!」という自分のフィールドを持っています。その入口はなんでもかまいません。


ゲームに出てきた歴史上の人物でも、テレビドラマや漫画に出てくる情報でも、先生のとりとめのない雑談からでも。




取り組むことと自分を強く結びつけてくれる情報がある場合、目の前の勉強に対してのシャッターが「ガラガラガラ・・・」と開いていくのです。








「知りたい」と感じたり、「勉強をしても苦痛でない!」という感覚に変化していきます。




そう、知識が繋がり、興味のアンテナが伸びていくのですね。そうすると、飛び飛びになっていた知識同士が結びつき、一つ一つの語句に意味が生まれていきます。






切り口はなんでもかまいません。




「おもしろい」


「問題が解ける」


「わかる」




その体験を通して、生徒さんの状態により、様々な形でポジティブなサイクルが回り始めます。












通常授業の社会では、いかに「わかりやすく」「臨場感を持って」社会という分野に取り掛かることができるか、趣向を凝らしております。








これは小学生のみなさんも、高校生のみなさんも変わりません。ポイントは、いかに目の前の出来事を自分の得意なフィールドへ持ち込むことができるか。その「アンテナ」を伸ばしているかです。
































先日、安倍内閣総理大臣より、「戦後70年談話」が発表されました。




気になることはとことん調べてしまう性格からか、全文を読ませて頂きましたが、中学生の社会で勉強する知識だけで、とても多くのことを読み取ることができました。












ご興味がある方はぜひご一読されてはいかがでしょうか。








夏ももう残すところあとわずか。






何に対してでも構いません。


興味のアンテナを、思う存分伸ばしてみてはいかがでしょうか














それでは、また。